ドコモ、LTE対応タブレット2機種を発表
NTTドコモは、LTE方式のデータ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したタブレット2機種を発表した。10月上旬より順次発売される。
今回発表されたモデルは、サムスン製の「GALAXY Tab 10.1 Tab LTE SC-01D」、富士通製「ARROWS Tab LTE F-01D」。どちらも10.1インチディスプレイで、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 3.2を採用する。「GALAXY Tab 10.1 Tab LTE SC-01D」は比較的軽量で外出時にも活用できる端末という位置付けで、もう一方の「ARROWS Tab LTE F-01D」は防水対応で、リビングに置いて家族で活用する端末と位置付けられている。
ドコモの「Xi」対応機種はこれまでデータ通信端末、モバイルWi-Fiルーターが提供されてきたが、あくまでデータ通信用途で、パソコンなどと組み合わせて利用する形だった。今回は、初めて単体で使うXi対応製品ということになり、LTE方式の高速・大容量・低遅延という特長を活かした、他社提供サービスも紹介され、ドコモユーザーだけの特典が提供される。
このほか、ドコモでは今回の発表にあわせ、製品カテゴリーの1つに「ドコモタブレット」を新設する。既存のGALAXY Tab、Optimus Padとあわせ、タブレットならではのユーザー体験を提案していく。
2011/9/8 12:17