シャープ「GALAPAGOS」予約開始、店頭イベントも開催


 シャープは、電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応する専用端末「GALAPAGOS」2種類を12月10日に発売する。これに先立ち、12月3日からは予約受付が開始された。

 メディアタブレットとしてラインナップされる端末「GALAPAGOS」は、電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応する専用端末。端末の販売方法はシャープによる直販のみという形で、インターネット上からの申し込みのほか、店頭の購入申込書を郵送することで購入できる。

 予約受付が開始された3日には、都内のヨドバシカメラマルチメディア Akiba、ビックカメラ有楽町店で記念イベントが開催された。両店ともに「GALAPAGOS」の実機を置いたコーナーを設置しており、購入前に実際に触れて確かめることが可能。

 

ビックカメラ有楽町店での予約開始記念イベント

 ビックカメラ有楽町店では、挨拶に登壇したビックカメラ 常務取締役営業本部長の塚本智明氏が、「電話での問い合わせは、商品名を指定して問い合わせがきている」と、特徴的な商品名が知れ渡っている様子を紹介。「抜群の操作性で、新しい時代がきたとひしひしと感じている」と使用感に触れるとともに「都市型の商品として予約をどんどん取っていきたい」と意気込みを見せた。

 シャープ オンリーワン商品・デザイン本部長兼ブランド戦略推進本部長の岡田圭子氏は、端末としての「GALAPAGOS」の特徴を「定期配信サービス」「日本向けのレイアウトに対応したXMDFとタッチUI」「映像・音楽・ゲームなどコンテンツで進化」という3点で紹介。定期配信サービスでは「海外でもいつもの定期配信を受けられる」とインターネットを活用する利点をアピールしたほか、2011年春に映像、音楽、ゲームの配信を行うことを改めて示した。また、報道陣から販売目標を聞かれた岡田氏は、「早期に100万台を目指す」と意気込みを見せた。

ビックカメラ有楽町店5階には実機を設置したコーナーGALAPAGOS 5.5インチディスプレイのモデル
GALAPAGOS 10.8インチディスプレイのモデル郵送用の購入申込書を配布。店頭では購入できない

 



(太田 亮三)

2010/12/3 11:59