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消費者庁、cheeroのリコール対象モバイルバッテリーで再度使用中止を呼びかけ 12月に火災事故発生

 消費者庁は、リコール対象となっているティー・アール・エイ製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」について、12月14日に火災が発生したとして、あらためて使用中止を呼びかけた。

 消費者庁によると、14日に起きた火災では当該製品を充電中、当該製品から発火し火災となり、1人が軽傷を負った。

 リコール対象商品のモバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」(CHE-112)はすでに販売は終了しており、2023年に充電時にごくまれに発煙や焼損する事象が確認され、同社では2023年6月、当該製品を全て回収する方針を発表済み。ただし、回収率9.6%に留まっている。

 消費者庁では、12月17日に報告を受け、原因は調査中としつつも、製品が火災の原因と疑われる事故として今回発表している。

 リコール対象製品のユーザーは、直ちに使用を中止しcheeroの回収受付フォームに問い合わせるよう促している。