UQ、WiMAXエリア展開スケジュールを前倒し


 UQコミュニケーションズは、モバイルWiMAX方式によるデータ通信サービス「UQ WiMAX」について、サービスエリア整備のスケジュールを予定より早めると発表した。

 同社では2009年度末(2010年3月末)時点で、全国4000局の屋外基地局を設置する予定としていたが、2009年11月20日時点での設置数は5100局に達した。予定を大幅に上回る設置数となったことで、同社では年度末時点での開局予定数を上方修正し、6000局の設置を目指す。

 屋内エリアについては小型基地局やレピーター(再送装置)を用いて整備する方針。東名阪からスタートしたエリア整備だが、札幌市、仙台市、金沢市、静岡市、岡山市、高松市、松山市、北九州市、熊本市など35都道府県262市町村で既に一部基地局が開設されている。各地のエリア整備が充実した段階で、別途案内するという。

 なおUQでは、同社Webサイト内において、住所を入力するとその場でWiMAXが利用できるかどうか調べられる「ピンポイントエリア判定」を提供している。

 



(関口 聖)

2009/11/24 16:20