盛り写メ対応、全色ピンクの雑誌コラボ携帯「SH-05B」


SH-05B otokomae pink

 「SH-05B」は、雑誌「Seventeen」とコラボレーションした折りたたみ型のFOMA端末。STYLEシリーズのモデルとなる。発売は2010年2月の予定。

 10代の女性向けファッション雑誌「Seventeen」とコラボレーションした端末で、同誌上で数カ月前からドコモとのコラボ企画として公表されていた。Seventeenの専属モデル「STモデル」の桐谷美玲、波瑠、有末麻祐子がプロデュースに携わっており、カラーやディティールのアドバイザーとなっている。カラーバリエーションはSTモデルそれぞれが選んだもので、桐谷美玲が「ゆるかわピンク(yurukawa pink)」、波瑠が「オトコマエピンク(otokomae pink)」、有末麻祐子が「やんちゃピンク(yancha pink)」と、ピンクのみの3種類。背面スピーカーの穴がハート型になるなども、STモデルのアドバイスによるものだという。

 内蔵コンテンツも独自仕様になっていて、絵文字もSeventeen独自の絵文字が収録されている。独自絵文字としてはハートだけで数十種類が用意されるほか、桐谷美玲の手書き文字が絵文字として収録されている。

 カメラ機能も若い女性向けになっており、撮影した人物を自動レタッチする「プリティアレンジカメラ」などの機能がある。SH-01Bなどが搭載する顔認識による個人検出機能にも対応し、フォーカス優先や個人アルバムなどの機能が利用できる。右下のインカメラキーを長押しすることで、全画面表示でインカメラ撮影モード(アイコン表示なし)を起動する「ハンドミラー」機能がある。

 Seventeen誌上の企画として、読者からよく使う単語を募集し、その単語を収録した特別仕様の予測変換辞書がSH-05B専用のダウンロードコンテンツとして提供される予定。

 「SH-02A」をベースとし、一部の金型などが流用されているが、中身・外見ともにほとんどが新規設計で、SH-02Aになかった機能も多数搭載している。カメラのスペックはSH-02Aと同じだが、実際には異なるモジュールデバイスを採用していたり、SH-02Aでは対応してなかった7.2MbpsのHSDPAに対応したり、インカメラが43万画素になっていたりと、ハードウェア面で改善・強化が多数施されている。また、SH-02Aでは対応していなかったiコンシェルにも対応するなど、ソフトウェア面でのスペック・機能も最新モデル並にリファインされている。

 メインディスプレイは3.0インチのフルワイドVGA(480×854ドット)で、サブディスプレイは0.9インチ(128×36ドット)。カメラは約520万画素のCMOSを搭載する。インカメラは約43万画素。最大16GBまでのmicroSDHCに対応する。

 iコンシェルや機能拡張されたケータイデータお預かりサービスなどに対応する。GPSやBluetooth、GSMは非対応。HSDPA7.2Mbpsをサポートする。

 大きさは約108×49×13.9mmで、重さは約107g。連続待受時間は490時間で、連続通話時間は185分。ボディカラーはotokomae Pink、yurukawa Pink、yancha Pinkの3色展開。

yurukawa pinkyancha pink


 

(白根 雅彦/津田 啓夢)

2009/11/10 14:07