日本デジコム、MVNO型のモバイルWiMAXサービス


 日本デジコムは、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXネットワークを借り受けて、MVNO(仮想移動体通信事業者)型のデータ通信サービス「DIGIMAX」を11月1日より提供する。

 今回発表された「DIGIMAX」は、MVNO型のデータ通信サービス。UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXネットワークを利用し、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsで通信できる。日本デジコムでは、海外での利用を想定した衛星電話レンタルサービスを手掛けており、「DIGIMAX」では衛星電話と組み合わせたプランなどが用意される。

 「DIGIMAX Flat」は、モバイルWiMAXのみ利用できるコースで月額3885円。最低契約期間は30日間。衛星通信サービスのBGAN/FleetBBとのセットとなる「DIGIMAX B」は月額3675円。これはWiMAXサービスの利用料で、衛星通信の利用分は従量課金となる。最低契約期間は1年間。

 「DIGIMAX M」は、衛星携帯電話サービスのIridium/THURAYAとのセットプランで、WiMAXサービスの利用料は月額3727円。衛星携帯電話サービスの利用料は従量課金。こちらも最低契約期間は1年間となる。このほか、イー・モバイルのサービスとセットになったプラン「DIGIMAX EM」も用意される。WiMAXサービスの利用料は月額3780円で、最低利用期間は2年間。

 対応機器は、「UQ WiMAX Certification」取得製品。同社Webサイトや電話窓口で申し込むと書類が送付される。オンラインでの契約はできない。

 

(関口 聖)

2009/10/23 12:47