au、2009年秋冬モデルを発表


 KDDIおよび沖縄セルラーは、2009年の秋から2010年の春にかけて発売する携帯電話の最新ラインナップを発表した。新たに発表されたのは13機種で、発表済の端末と合わせて合計20機種を2009年秋冬以降のラインナップとして展開する。

 新たに発表されたのは、「EXILIMケータイ CA003」「AQUOS SHOT SH003」「AQUOS SHOT SH006」「BRAVIA Phone U1」「EXILIMケータイ CA004」「SH004」「SA001」「T003」「SH005」「S002」「URBANO BARONE」「簡単ケータイ K004」「mamorino」の13機種。これに、iidaの「PLY」「PRISMOID」、法人向け端末の「E07K」、データ通信端末の「DATA01」「DATA02」「DATA03」「DATA04」を合わせた20機種が最新ラインナップとなる。このうち、2010年の春に発売するのは、「AQUOS SHOT SH006」「SH005」「URBANO BARONE」「簡単ケータイ K004」「mamorino」。また、「Cyber-shotケータイ S001」の新色も、秋冬モデルと同時期に店頭に登場する。

 1200万画素クラスのカメラを搭載したモデルとして、「EXILIMケータイ CA003」「AQUOS SHOT SH003」「AQUOS SHOT SH006」の3つをラインナップ。SH006は無線LANもサポートされる。

 映像モデルとしてラインナップされるのが「BRAVIA Phone U1」で、ソニーのBlu-rayレコーダーの機能「おでかけ転送」をサポートする。防水性能も実現し“お風呂で動画”を訴求する。お風呂用スタンドも別売りのオプションで用意される。

 800万画素クラスのカメラを搭載したモデルは「EXILIMケータイ CA004」「SH004」で、それぞれ「W63CA」「SH001」をベースに細かな改良を施したモデルとなる。店頭では同時期に「Cyber-shotケータイ S001」の新色も登場することになり、800万画素モデル3つをラインナップする。

 スリム/コンパクトなモデルとして、「SA001」「T003」「SH005」「S002」の4つをラインナップする。SA001は薄さ12mmを切る三洋電機ブランドのスライドモデルで、T003は薄さ11.6mmの折りたたみ型モデル。SH005は7色のカラーバリエーションをそろえる。S002はW64Sをベースに、女性向けのコンパクトなボディを追求したモデルとなる。

 使いやすさを追求するモデルでは、「URBANO BARONE」(アルバーノ バローネ)「簡単ケータイ K004」「mamorino」(マモリーノ)の3つをラインナップする。URBANO BARONEはエルダー層向けに質感と使いやすさを追求したモデルで、今回はソニー・エリクソン製。mamorinoは通話とメール、防犯ブザーに機能を絞った端末で、セコムとの協業によるセキュリティサービスが付属する。

 このほかスペック面では、防水をサポートするのが「BRAVIA Phone U1」「T003」「SH005」となる。

 また、「KCP+」採用端末では動作速度が改善されるほか、大容量のmicroSDHCカードへの対応、デコレーションメールにおける絵文字3000種類のプリセットとユーザーインターフェースの改善も実施されている。EZブックはLISMOのサービスに統合されるほか、助手席ナビでは道路上の青色看板の表示が可能になり、到着予想時刻を指定した出発時刻から計算できるようになる。

(太田 亮三)

2009/10/19 11:01