ソフトバンクの「730SC」に不具合、回避策を案内


 ソフトバンクモバイルは、プリペイドサービス「プリモバイル」として提供中のサムスン電子製ストレート型端末「730SC」の不具合を明らかにした。

 今回明らかにした事象は、待受画面にカレンダー(1カ月表示)を設定すると、操作不能になってしまうというもの。具体的には、9月1日~30日の間に限り、前述の設定を行うと「Please Wait」→「SoftBankロゴ」→「USIMチェック中……」の画面が繰り返し表示されてしまう。10月1日以降は上記の設定でも正常通り表示される。ソフトバンクでは、不具合が発生する期間について、上記の設定を行わないようアナウンスしている。

 また、操作不能状態となった場合の回避策も明らかにしている。操作不能状態は数分~20分経過した後、一時的に待受画面に遷移する。このタイミングでメニュー画面の「設定」から「ディスプレイ設定」→「時計/カレンダー表示」→「カレンダー(1カ月表示)」以外を選択することで回避できる。なお、復旧できない場合は、ソフトバンクショップでの対応となる。

 「730SC」は、ソフトウェア更新機能に対応しておらず、その上、プリペイドサービス向けの端末となっている。ソフトバンクでは今後、調整ができ次第、ソフトバンクショップにて、預かり修理で対応ソフトウェアの書き換えを実施する予定としている。

 



(津田 啓夢)

2009/9/3 18:25