小学生低学年向けの設定は? ドコモが学齢別推奨設定を案内


 NTTドコモは、小学生低学年や高校生など、年齢層別にメールや通話、Webブラウジングの推奨設定「学齢を中心とした4つの推奨コース」を発表した。冊子などを作成して案内していく。

 今回発表された「学齢を中心とした4つの推奨コース」は、青少年が携帯電話を利用する上で、ドコモがお勧めする設定となる。「小学生低学年向け」「小学生高学年向け」「中学生向け」「高校生向け」と4つのコースが用意され、それぞれ通話・メール・サイトアクセスのお勧め設定が案内されている。

 たとえば、小学生低学年向けでは、通話は「利用可能」「登録外着信拒否」「ダイヤル発信制限(電話帳に登録した相手のみ発着信可)」、メールは「利用可能」「迷惑メール対策:キッズオススメを選択(パソコンからのメールを拒否)」、サイトアクセスは「利用不可」「Web制限(24時間制限)」という内容になる。

 ドコモでは「これまでフィルタリングサービスなどを提供する中で、ユーザーから“設定の目安があればわかりやすい”という声が寄せられ、今回ドコモとしてお勧め設定を案内することにした」としている。あくまでドコモが推奨する設定内容とのことで、実際に利用するかどうかは、それぞれの状況にあわせて保護者などユーザー側が設定することになる。

 



(関口 聖)

2009/8/27 18:12