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AWSで障害、Slackや任天堂のスマホアプリなどにも影響

 Amazon Web Services(AWS)で、米国太平洋夏時間10月20日0時11分ごろ(日本時間16時11分ごろ)から障害が発生している。

 障害情報によると、US-EAST-1リージョンの複数のAWSサービスでエラー率やレイテンシーの増加を確認。2時01分(太平洋夏時間)時点の調査では、DynamoDB APIの高いエラー率が同リージョンのAPIエンドポイントのDNS解決に関連している可能性が高いことが判明。AWSはこのDNS関連の問題を原因の一つとみて、復旧を迅速化するため複数の対応策を並行して実施した。

 2時22分~3時3分(太平洋夏時間)には初期的な対処を行い、影響を受けていたほとんどのサービスで復旧が続く。US-EAST-1を利用するグローバルサービスと機能も復旧したことを確認したという。AWSは完全な復旧に向けて対応を続けている。

 同様のタイミングで、Slackや任天堂のネットワークサービスやスマートフォンアプリなども利用しづらくなっていた。

Slackのステータスページより
任天堂のネットワークメンテナンス情報・稼働状況より