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井上尚弥vsアフマダリエフの世界タイトルマッチが9月に開催、ドコモのLeminoで無料配信や現地観戦チケットの優待など
2025年7月10日 20:51
NTTドコモは、大橋ボクシングジムが9月14日に開催する「NTTドコモ Presents Lemino BOXING トリプル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ」について、映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信する。あわせて、dカードユーザーを対象に現地観戦チケットを特別割引価格で販売する。
世界タイトルマッチ
「NTTドコモ Presents Lemino BOXING トリプル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ」は、9月14日にIGアリーナ(愛知県名古屋市)で開催される井上尚弥選手と武居由樹選手がそれぞれ臨む世界タイトル防衛戦と、高田勇仁選手と松本流星選手による王座決定戦からなる、3つの世界タイトルマッチ。IGアリーナはドコモが運営支援しており、同施設では初の世界タイトルマッチとなる。
Leminoでは、当日の戦いを無料独占生配信する。配信は14時から開始される。生配信のほか、アーカイブ配信も実施される。
dカードユーザー向けの現地チケット優待
dカード PLATINUM、dカード GOLD、dカード GOLD Uユーザーを対象に、現地チケットの割引販売が実施される。8月3日までの期間中、Lemino特設サイトで先着順で販売される。
たとえば、指定A席は5万5000円→5万円、指定B席は3万3000円→2万8000円、プレミアムラウンジシートは7万7000円→7万2000円で購入できる。上限は4枚まで、先着順で受け付ける。
井上選手「判定決着でもいい」
大橋ボクシングジム会長の大橋秀行氏は、井上選手の対戦相手であるムロジョン・アフマダリエフ選手を「(井上選手が)デビューして13年経つが、キャリアの中で一番最強の標的になる」とコメント。武居選手の対戦相手クリスチャン・メディナ選手について「前回は1ラウンドKOで勝てたが、今回は厳しい試合になる」と指摘する。
井上選手は、5月にラスベガスで行われた試合(対戦相手:ラモン・カルデナス選手)でダウンしている。今回の対戦相手は、このカルデナス選手と同じトレーナーであるため、記者から「攻略法を見いだされたのではないか?」と問われた。井上選手は前回の試合を振り返りながら「前回は確かに一発もらったが、それ以降は試合終了までほぼもらっていない」とコメント。続けて「自分の過信、油断から生まれたもの。相手が戦略を立ててきたとしても、“9月14日の井上尚弥”は少し違うぞ、ということを見せていく」と意気込んだ。
アフマダリエフ選手についても「キャリアの中でも最大の強敵という認識。今回の試合はすごく緊張感、警戒心を高めている」と説明。また今回の試合はKOではなく「判定決着でもいいと思っている」と語る井上選手。続けて「そういったときの井上尚弥が一番強いと自分は思っている。KO宣言をしないときほど、劇的なKOシーンが見えると思う」と話した。
ドコモが参画する意義
ドコモ代表取締役社長の前田義晃氏は、今回の会場「IGアリーナ」について「最大収容人数1万7000人、天井高30mを誇るアジア最大級の最先端グローバルアリーナ。観客が一斉にアクセスしてもストレスのない通信環境を整えており、ベルトをかけて戦う選手たちの最高の瞬間を、世界中の人々とリアルタイムで共有して楽しめる」と紹介。また、会場に来られないユーザーに向けて、Leminoで無料の中継を実施する。「歴史的な試合を是非、IGアリーナやLeminoの配信で楽しんでほしい」と前田氏は話す。
井上選手の試合は、これまでもLeminoで無料配信した実績があるが、今回の狙いについて前田氏は「多くの方にLeminoを見てもらう、知ってもらうということでは、一番のコンテンツだと思っている。これを通じて、多くの方にLeminoを使ってもらおうと配信させていただく」と語った。







