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ドコモメールにも“スタンプ”、ストアもオープン
(2014/11/7 11:59)
NTTドコモは、メールアプリ「ドコモメール」の最新版を11月12日に公開する。新たに「ドコモメールストア」機能が追加され、これまでのデコメールより大きなサイズの画像「スタンプデコメ」が提供される。
新たに提供される「スタンプデコメ」は、これまでも提供されてきた画像素材「デコメピクチャ」の一種。220/250×250ピクセルのGIF形式、JPG形式の画像で、LINEにおける“スタンプ”のようなサイズ。その名の通り、ドコモメールでスタンプのように使える。なお、メールの使い勝手、ユーザーインターフェイスは従来通りとなる。
用意されるコンテンツは、ドコモダケのほか、江頭2:50、鷹の爪団、リカちゃん、あらいぐまラスカルなど。ストアではケータイ払い、ドコモポイントでの支払いが可能。ダウンロードしたスタンプデコメを画像の1つとして、LINEのような他のアプリで利用することもできる。
スタンプデコメのほか、テキストが入った「イチオシデコメ」も用意される。これは、デコメ絵文字50点、あるいはデコメピクチャ20点、デコメテンプレート5点など、6種類のパターンで画像素材がパックになったもの。
スタンプデコメ、イチオシデコメなど当初のドコモメールストアでは約100種類のコンテンツが配信される。有料のパッケージは108円(税込)。
最新版が公開される11月12日10時からは、キャンペーンとしてコラボ素材の「ドコモダケ×鷹の爪」が無料で提供される。キャンペーン期間は12月2日10時まで。
記事初出時、「ドコモメール最新版」の提供開始時期の記述に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
ユーザー層の拡大はかる
ドコモによれば、10月時点でのドコモメールユーザー数は約1600万人。今年度中には2000万人の達成を目指している。スマートフォンの興隆にあわせ、コミュニケーションツールの主役の座は、LINEやSNSに奪われたかのように見えるが、ドコモが行った調査では、若年層でも家族、あるいは目上の人とのコミュニケーションではメールを使う、といったように、やり取りする相手によって手段を切り替えていることが明らかになった。
一方、デコメールは、これまでテキストを装飾するものが中心で、画像のサイズも小さい。また素材も女性にウケるものが中心だった。
そこで今回は、メールでのコミュニケーションにおいても、手軽に意志を伝えられるスタンプを用意して、性別にかかわらず利用しやすくして、今まで以上に幅広いユーザー層に利用してもらえることを目指す。