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ドコモのGALAXYシリーズ3機種でソフト更新、Android 4.4へ
(2014/7/8 17:09)
NTTドコモは、GALAXYシリーズ3機種向けにOSをバージョンアップさせるアップデータの提供を開始した。Android 4.4へアップデートされるとともに、いくつかの新機能が追加される。対象となる機種は「GALAXY Note 3 SC-01F」「GALAXY J SC-02F」「GALAXY S4 SC-04E」。またデータ通信端末「L-02C」向けに不具合を解消する最新ソフトの提供も開始されている。
共通の機能強化ポイント
今回のソフト更新で、利用できる絵文字が252個から698個へ増える。またパソコンなしでも、スマートフォンとプリンタを直接連携させて写真やWebサイトを印刷できるようになる。
ユーザーの操作を助ける機能として、ホームボタンを3回押してユーザー補助機能のON/OFFを切り替えられる「ダイレクトアクセス」、操作性の向上をはかる「アシスタントメニュー」が用意された。
また、大規模災害時などで充電が満足にできない状態でも、長時間、携帯電話を利用できるようにする「緊急時長持ちモード」の機能改善が図られ、懐中電灯(フラッシュライトの点灯)や緊急アラームをホーム画面から操作できるようになる。
このほかspモードメールは、ドコモメールへと切り替えられる。
「GALAXY Note 3 SC-01F」と「GALAXY J SC-02F」
「GALAXY Note 3 SC-01F」「GALAXY J SC-02F」の2機種では同様の機能追加が行われる。1つは、Wi-FiとLTEを同時に繋いで、よりスピーディに大容量ファイルをダウンロードする「ハイブリッドダウンロード」が利用できるようになる。また、カメラ機能では、施設内の様子をルート沿いに撮影して、後からその場を体験できる“バーチャルツアーショット”もサポートされる。
あわせて、まれにワンセグが正しく再生されないという不具合が解消される。
更新後のビルド番号は「GALAXY Note 3」が「KOT49H.SC01FOMUFNF6」、「GALAXY J」が「KOT49H.SC02FOMUFNF7」となる。所要時間は、端末単体で更新する場合、「GALAXY Note 3」が約34分、「GALAXY J」が約32分。パソコン経由では、「GALAXY Note 3」が約104分、「GALAXY J」が約102分。
GALAXY S4 SC-04E
「GALAXY S4 SC-04E」では、先述した各機種共通の機能強化ポイントである、ユーザー補助の改善、緊急時長持ちモードの改善、絵文字のリニューアルなどが導入される。その一方で、ハイブリッドダウンロードやバーチャルツアーショットは対象外となっている。
またブラウザ起動後、まれにきせかえコンテンツがダウンロードできないという不具合もあわせて解消される。更新後のビルド番号は「KOT49H.SC04EOMUFNF6」。所要時間は、端末単体で更新する場合で約34分、パソコン経由で約109分。
L-02C
データ通信端末「L-02C」では、自動接続に失敗する不具合が解消される。更新所要時間は約13分。更新後のバージョンは「V10e」になる。