ニュース

ソニー、Wi-Fi経由でハイレゾ音源対応のワイヤレススピーカー

 ソニーは、Wi-Fi接続と高音質なハイレゾ音源の再生に対応した「SRS-X9」など、ワイヤレススピーカー3機種を発表した。「SRS-X9」「SRS-X7」が3月8日に、「SRS-X5」が2月15日に発売される。価格はオープン価格で、店頭予想価格は「SRS-X9」が6万円前後、「SRS-X7」が3万3000円前後、「SRS-X5」が2万3000円前後。

左から「SRS-X9」「SRS-X5」「SRS-X7」

SRS-X9

 「SRS-X9」は、24bit/192kHzまでのハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)音源に対応するモデル。オーディオプレーヤーなどをUSBで接続した場合は、DSDファイルの再生(リニアPCMに変換して再生)にも対応する。スーパートゥイーターを含む7基のスピーカーを搭載し、高音質な再生を実現。MP3などの圧縮音源をハイレゾ音源相当のスペックにアップコンバートする機能も備えている。

 Wi-Fiに対応しソニーの定額制音楽配信サービスにアクセスできるほか、DLNA機能によりネットワーク内のホームサーバーにアクセスし音楽ファイルを再生することも可能。これらの操作は、iOSおよびAndroidに対応したリモコンアプリ「SongPal」をインストールして行える。

 BluetoothはA2DP、AVRCPをサポートし、コーデックはSBC、AAC、Apt-X。電源はACアダプター経由。NFCでペアリングが行える。大きさは430×133×125mmで、重さは約4.6kg。カラーはブラックのみ。

「SRS-X9」

SRS-X7

 「SRS-X7」はフルレンジスピーカー2基とサブウーファーを搭載するタイプで、Wi-FiおよびBluetoothは上位モデルの「SRS-X9」と同等の機能を備える。ハイレゾ音源の再生と、USB接続による再生には対応しない。

 「SRS-X7」はリチウムイオンバッテリーを内蔵。Bluetooth利用時で約6時間の駆動が可能。NFCでペアリングが行える。大きさは約300×132×60mmで、重さは約1.9kg。ボディカラーはブラック、ホワイトの2色。

SRS-X5

 「SRS-X5」は3機種の中でも最も小型のモデルで、フルレンジスピーカー2基とサブウーファーを搭載。Wi-Fi、ハイレゾ音源、USB接続での再生には非対応。BluetoothはA2DP、AVRCPに加えてHFP、HSPをサポートし、内蔵のマイクを利用したスマートフォンのハンズフリー通話が可能になっている。NFCでペアリングが行える。

 内蔵バッテリーによる連続駆動時間は約8時間。大きさは約221×118×51mmで、重さは約1.2kg。ボディカラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。

太田 亮三