集英社、縦読みマンガアプリ「ジャンプTOON」を開始　人気作品のフルカラーも

（C）ジャンプTOON／集英社

　集英社は、スマートフォンおよびタブレット端末向けの縦読みマンガアプリ「ジャンプTOON」と、デビューにつながる縦読みマンガ投稿サービス「ジャンプTOON NEXT！」も開始した。

「ジャンプTOON」

　「ジャンプTOON」は、オリジナル縦読みマンガ作品のほか、人気作品のタテカラー版作品を連載する。端末向けのアプリに加え、Webサイトでも展開、パソコンなどのブラウザからも利用できる。

　5月29日の創刊時点で、28作品のオリジナル連載マンガと集英社人気作品のタテカラー版を掲載。毎日4作品以上が更新される。掲載される作品は、数話を無料で読めるほか、一定時間待つと無料で作品を読める「待てば無料」機能がある。

　また、新連載も随時開始予定で、「ジャンプTOON」独占・先行配信作品や、すでに他プラットフォームで公開されている人気の縦読みマンガも配信される。

（C)ジャンプTOON／集英社

カラー版連載

（C）増田こうすけ／集英社　（C）古舘春一／集英社　（C）黒澤R／集英社

　「ジャンプTOON」では、人気作品のタテカラー版を配信する。タテカラー版は、コマを縦読みに組み替え、原作とは異なる読書体験ができるという。

　サービス開始時は、増田こうすけ・著「増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和」、古舘春一・著「ハイキュー!!」、黒澤R・著「金魚妻」の3作品を掲載。掲載作品数は今後も増えていく予定とのこと。

「ジャンプTOON NEXT！」

　「ジャンプTOON」編集部では、「ジャンプTOON」創刊にあわせ、デビューにつながる、縦読みマンガ投稿サービス「ジャンプTOON NEXT！」も正式スタートした。

　「ジャンプTOON NEXT！」は、Webブラウザを通じてオリジナルの縦読みマンガを投稿・公開できる。優秀作品投稿者には、「ジャンプTOON」でのデビューチャンスが提供される。

　5月22日に募集開始した「第2回 ジャンプTOON AWARD」に合わせ、作品の先行応募受付を開始していたが、29日の正式スタートからは、応募作品が公開され、漫画賞応募を目的としない作品の投稿も可能となった。