「Rakuten Viber」に新機能「AIチャットサマリー」、グループチャットで未読文を要約

　メッセージングアプリ「Rakuten Viber」のスマートフォン版でグループチャットの未読メッセージを要約する「AIチャットサマリー」の提供が始まった。

　OpenAIの生成AI技術を用いた機能。未読メッセージの要点を抽出し、箇条書きの要約文が作成される。たまった未読メッセージをさかのぼらずに要点のみを確認できるため、やり取りにかかる時間や労力を削減でき、意思決定や生産性の向上に寄与するとする。チャット内の「要約を取得」を押すと利用でき、3人以上のグループで7件～100件までのメッセージを要約できる。

　プライバシーに配慮し、要約されたメッセージにはユーザー名以外の識別子が含まれず、特定のメッセージ内容をメンバーに紐づけられないほか、入力された情報は収集されない。50以上の言語に対応する。当初は日本のほか米国やフィリピン、ウクライナ、ブルガリア、ポーランドで始まり、ほかの国にも順次拡大する。