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鳥山 明氏の訃報、国内外から追悼メッセージ

 漫画家の鳥山 明氏の訃報に接し、国内外の政治家や大使館などからも追悼メッセージが寄せられている。

 日本国内では、林官房長官が「心よりお悔やみを申し上げる、鳥山氏はDr.スランプやドラゴンボールなどの国内外の多くの人々に愛されるマンガ作品を数多く製作された。さらに、世界40カ国以上で放映されたアニメ版のドラゴンボールや、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターデザインなど、マンガ会のみならず、様々なメディアにおいて大きな足跡を残されたれた」とコメント。さらに、「鳥山氏の作品等も契機となり、日本のコンテンツは幅広く世界で認知され、インバウンド観光客の増加にも繋がっているなど、我が国のソフトパワーの発揮において、極めて重要な役割を担ったものと認識している」と、その功績をたたえた。

 林官房長官は、個人的にはDr.スランプが思い出深い作品で、作中に登場するアラレちゃん風に帽子を被りオーバーオールを着るファッションが、林氏の学生時代に一部で流行したことを会見で紹介しながら、追悼の意を表した。

 また、在日フランス大使館のX(旧Twitter)公式アカウントは、鳥山氏をマンガの最高峰に到達した人物であり、フランスにおける第九芸術(マンガ)の普及に大きく貢献したと、フランスにおける影響を紹介しつつ追悼するメッセージを投稿した。

 海外メディアでは、フランス大使館が紹介した仏国際専門放送であるFrance24、スペイン国営放送(RTVE)などのWebサイトでも鳥山明氏の訃報を伝えている。