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アマゾン、次世代「Echo Show 8」を発表

 米アマゾン(Amazon)は、次世代「Echo Show 8」を発表した。価格は149.99ドル(約2万2250円)。

改良された点

 新しいEcho Show 8は、プロセッサーの改良によりディスプレイの反応が高速化している。また、アレクサの新モデルを搭載することで、利用者のリクエストに対する反応が前世代のそれに比べて40%速くなっている。

 音声の明瞭度と低音が改善されたことに加え、1300万画素のカメラを内蔵していることから、ビデオ通話がより快適に行えるとする。さらに、内蔵のスマートホームハブはZigbee、Sidewalk、Thread、Bluetooth、Matterをサポートしている。

 カラーバリエーションはグレイシャーホワイトとチャコールの2色。10月25日から配送開始される。

Adaptive Contentを搭載

 Echo Show 8は、Adaptive Contentを搭載している。このことにより、利用者がデバイスから離れた場所にいる場合にはニュースの見出しなどが遠くからでも見えるよう大きく表示され、近づくとより詳細な情報が画面上に表示されるようになる。さらに、利用者がVisual IDに登録している場合は、表示内容が個人の好みに合わせて設定されるようになっている。

 なお、Adaptive ContentはEcho Show 8の第2世代/第3世代で来月から利用可能となる。ほかのEcho Showシリーズにおいても、来年初めごろに搭載される予定。

次世代Echo Show 8 Photo Editionも登場

 この秋には新しいEcho Show 8 Photo Editionも登場する。このデバイスでは、利用者が選択した写真が画面上で30秒ごとに回転する仕様となっている。また、Amazon Photosから25GBのストレージが提供される。

 新しいEcho Show 8 Photos Editionは159.99ドル(約2万3730円)で、6ケ月間のPhotosPlusサブスクリプションが含まれている。PhotosPlusは最初の6ケ月が終了すると月額1.99ドル(約300円)で更新されるようになるが、サブスクリプションはいつでもキャンセル可能。