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科博のクラファン、スタートから3日で5.5億円に

 国立科学博物館によるクラウドファンディングプロジェクトへの支援額が、5億円を突破した(本稿執筆時点で約5.5億円)。開始日は8月7日で、当初の目標額1億円を3日間で大きく上回ったかたち。プロジェクトはWebサイト「READYFOR」で実施されており、期間は11月5日23時まで。

 国立科学博物館にとって“史上最大の挑戦”になったというクラウドファンディングプロジェクトは、調査・研究費用や標本の保管費用などの資金を募るためのもの。コロナ禍による入館料収入の減少や、昨今の物価高などの影響を受け、今回のプロジェクト実施に至った。

 クラウドファンディングではさまざまなコースがあり、トートバッグやオリジナル図鑑など、支援額に応じたリターン(返礼品)が用意されている。現在は在庫切れになっているものもあるが、追加の可否が今後検討され、随時在庫に反映される予定。

 本日10日19時からは、副館長の真鍋真氏らが登壇するクラウドファンディング特別配信「地球の宝を守れ」が、YouTubeで配信される。