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「LINE」が証券事業を再編、主要サービスは野村證券へ移管など事実上撤退へ

「LINE」が証券事業を再編

 LINEグループの金融事業会社「LINE Financial」は、証券大手の野村ホールディングスとの合弁会社である「LINE証券」の金融サービスを再編することに合意したと発表した。2024年中の再編完了に向けて、主要サービスは順次野村證券へ移管または終了される。

 再編の理由をLINE Financialは、「LINE証券を取り巻く経営環境の変化や各事業の収益性の見通しを踏まえ、最適な経営資源の配分を検討した結果」とした。また、ヤフーやZホールディングスとのグループ再編方針にも言及しており、「今後は独自のデジタル戦略に経営資本を投下することが成長に資すると判断した」としている。

 いちかぶや投資信託、つみたてNISAなどの証券サービスは、順次買い付けなどを停止し、指定の期間経過後の預かり資産は2024年中に野村證券へ移管される。

 「LINEのiDeCo」は新規申し込み受付を停止し、既存の契約は野村證券が管理する。

 一方、「LINE FX」については、これまで通りLINE証券としてのサービス提供を継続する。

事業再編に伴う変更点(同社案内ページより)
サービス本事業再編に伴う変更点等
LINE FXこれまで通り、LINE証券としてサービス提供を継続。
証券サービス(いちかぶ/投資信託/取引所取引/信用取引/つみたてNISA)証券サービスは、順次買付等を停止し、LINE証券での売却(解約)可能期間を経過後に預かり資産がある場合は、2024年中にユーザーの資産を野村證券へ移管する予定。
LINEのiDeCoLINEのiDeCoは、新規の申込受付を速やかに終了。既存契約のiDeCoについては引き続き野村證券にて管理。
LINE CFDLINE CFDは、2023年8月以降順次新規建てを停止し、12月までに決済を行った上、2024年3月末までに口座閉鎖を実施予定。