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ソニーとパナソニックの有機EL部門統合を統合したJOLEDが民事再生

 JOLEDは27日、民事再生の手続を始める申立てを行ったと発表した。ジャパンディスプレイがスポンサーとして支援することで基本合意書を締結したこともあわせて発表されている。

JOLED能美事業所

 2015年1月に事業を開始した同社は、ソニーとパナソニックの有機ELディスプレイ開発部門を統合して設立されている。ハイエンド製品や医療用などを手掛けてきたほか、フレキシブルディスプレイ、フォルダブルディスプレイの研究開発も進めてきた。一方で、安定した生産に想定以上のコストや時間を要し、需要が拡大しないことや価格競争の激化から業績が伸び悩み、資金流出が続いていたという。

 これまでに資金調達を数回実施しつつ、収益改善を図ったものの、事業継続が難しいと判断し、民事再生手続きを進めることになった。

 スポンサーとなるジャパンディスプレイからは、JOLEDの技術開発部門への支援を受けて再建を目指す。一方で、製品の製造販売については、抜本的な改善が見込めないとして、撤退することになった。