「PayPayポイント」10月以降にグループ外へ開放、加盟店も付与できる共通ポイントに

　PayPayは、2022年10月以降に「PayPayポイント」をグループ外へ開放する。26日、同社代表取締役社長執行役員CEOの中山一郎氏が明らかにした。

中山氏

　4月1日に「PayPayボーナス」から名称が変更された「PayPayポイント」は、キャッシュレス決済「PayPay」の利用特典などで付与されるポイント。

　今回PayPayが計画している内容は、「ポイントの“外販”」（中山氏）。これまでPayPayが主催していたポイント還元のキャンペーンとは異なり、店舗側がプロモーション用にPayPayポイントを購入し、販促につなげられるしくみのことを指す。

　この施策について、PayPay側から店舗側への働きかけはすでに始まっているという。店舗側の反応について、中山氏は、「扉が閉ざされるようなことはない。検討したいという反応がある」と語った。

　同氏は続いて、「PayPayポイント」の発行額が業界で2位となっていることを紹介（同社による推測情報を含む）。「2023年には発行額1位を目指す」と語り、今後への意欲を見せた。