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アップル、活動家などを対象とした“国家支援型攻撃”への対策を紹介
2021年12月6日 12:17
“国家支援型攻撃”について
アップルは“国家支援型攻撃”に関して、「従来のサイバー犯罪とは異なる」と警鐘を鳴らす。潤沢な資金によって開発された高度で複雑な攻撃は、通常の攻撃と比較して対策が難しいという。
ただし、こうした攻撃は特定の個人や活動家を対象としたもので、「大半のユーザーは、標的になることはない」とされている。
アップルの対策
アップルではこうした攻撃を検知した場合、標的となったユーザーに対して2つの方法で通知する。
ユーザーがApple IDにサインインした後に「Threat Notification(脅威に関する通知)」と表示するほか、ユーザーのApple IDに紐付けられたアドレスや電話番号宛に、メールなどで通知が送られる。
また、同社は一般的なマルウェア対策として、「最新のソフトウェアへのアップデート」「パスコードによる保護」などを実施するよう呼びかけている。
アップルが紹介しているマルウェア対策
- デバイスを最新のソフトウェアにアップデートする
- デバイスをパスコードで保護する
- Apple IDでは2ファクタ認証と強力なパスワードを使う
- アプリはApp Storeからインストールする
- オンラインでは一意で強力なパスワードを使う
- 差出人不明の場合、届いたリンクや添付ファイルをクリックしない