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ドコモら6社、「バーチャル銀座」で地域活性化の実証実験

 NTTドコモは、松竹、歌舞伎座、歌舞伎座サービス、ポーラ、日産自動車と連携し、バーチャル空間上に再現された銀座(バーチャル銀座)において、地域の魅力度向上や経済活動の活性化につなげる実証実験に向けた検討を開始した。

 実証実験の期間は9月~2022年3月までの予定。

 同実験では、バーチャル空間上に再現された「バーチャル銀座」で、ユーザーが3Dアバターとなって街の中を周遊したり、買い物体験やゲームをしたりできる。

 これにより、銀座の歴史や文化の発信、商品・サービスの認知度向上や購買機会の創出に加え、実店舗に足を運ぶなどの行動変容を促進できるかどうかを検証する。

 なお、今回リアルな世界をバーチャルに表現するうえで、「デジタルツイン」を利用して3D空間が構築される。

 「デジタルツイン」とは、現実世界に存在する場所、モノや事象を、さまざまなデータをもとにデジタル空間上に双子のように再現する技術のことで、現実世界に起こりうる問題をシミュレーションする際などに利用される。