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ドコモ「Galaxy A52 5G SC-53B」を発売――64MPを含めた4眼カメラ、120Hz駆動ディスプレイを搭載

 NTTドコモは、2021年春夏モデルとしてサムスン電子製の5G対応スマートフォン「Galaxy A52 5G SC-53B」を発売する。

 ディスプレイは、約6.5インチの有機ELディスプレイを搭載。リフレッシュレートは120Hzまで対応し、環境に合わせたブルーライトカット機能を搭載する。スピーカーは、ハイパワーなステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosに対応している。

 製品の位置づけとしては、「5Gスタンダードモデル」となるミドルレンジだが、ミドルレンジの中では性能・価格帯は高めのモデルとなる。前モデルの「Galaxy A51 5G SC-54A」は約7万円だったが、Galaxy A52 5Gも同じくらいの価格帯になると予想される。

 インカメラは、約64MPの広角メインカメラ、12MPの超広角カメラ(123度)、5MPのマクロカメラ、5MPの深度カメラの4眼構成。ディスプレイ上部にピンホールデザインで搭載されているインカメラには、32MPカメラを搭載している。

左上が約12MP超広角カメラ、左中が64MP広角カメラ、左下が5MP深度カメラ、右上が5MPのマクロカメラ

 Galaxy A51と比較すると、メインカメラの画素数が上がり(48MP→64MP)、光学手ブレ補正が搭載された。

 マクロカメラは、約40mmの至近距離からの撮影に対応。被写体に近づくと画面上にマクロカメラへの切り替えボタンが表示される。また、背景をぼかすポートレートモードをアウトカメラ、インカメラともに対応し、背景の色を抜いて被写体を際立たせるカラーポイントモードなどをサポートする。

 このほか、夜景撮影をサポートするナイトモードや、AIがさまざまなバリエーションの動画や写真を生成するシングルテイク機能に対応する。

 カメラのスペックで見ると、春夏モデルのハイエンド「Galaxy S21 5G SC-51B」はトリプルカメラ構成で、カメラ数ではGalaxy A52が上回るが、A52はマクロカメラと深度カメラを搭載する代わりに望遠カメラを搭載しない。また、オブジェクト消去などの高性能プロセッサを必要とする機能にはGalaxy A52は対応していない。

 プロセッサーはSnapdragon 750GでOSはAndroid 11。メモリーは6GB、ストレージは128GBを搭載。最大1TBのmicroSDXCに対応。ディスプレイは6.5インチのSuper AMOLED(有機EL)で解像度は2400×1080。

 バッテリーは4500mAhで、急速充電(USB-PD)に対応している。

 5G通信はSub-6に対応、防水防塵性能はIPX5/8、IP6X、おサイフケータイをサポートする。

 生体認証は、指紋と顔に対応する。指紋センサーは画面内埋め込み式。

 本体のサイズは160×75×8.4mmで重さは約188g。本体カラーは、オーサムバイオレット、オーサムブラック、オーサムホワイトをラインアップする。背面は指紋のあとが付きにくいようつや消し処理がされ、すりガラスのような特殊加工が施されている。

オーサムバイオレット
オーサムブラック
オーサムホワイト

【お詫びと訂正】
文中で「ガラス仕様」と表記しておりましたが、正しくは「すりガラスのような特殊加工が施されている」でした。
また、ワイヤレス充電(Qi)対応と表記しておりましたが、こちらは非対応です。
修正いたします。