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ドコモの5Gエリアリスト、「ミリ波対応」表記を追加

 NTTドコモは、同社Webサイトで提供している5Gサービスが利用できるスポットの一覧に「ミリ波対応」という表記を追加した。

 ミリ波とは、30~300GHz帯の周波数を指す言葉。波長が1~10mmになることから、その名で呼ばれている。広く確保できることから、6GHz帯以下のSub6(サブシックス)とともに、5G用の電波として活用されることになった。

 今春スタートしたドコモの5Gサービスは、当初、Sub6でエリア構築が進められてきたが、9月からミリ波によるサービスも提供されることになった。その通信速度は、提供開始時で下り最大4.1Gbps、上り最大278Mbps、2020年冬以降では、上り最大480Mbpsとなる。どの周波数であっても利用料に変わりはない。

 なお、ドコモの5Gエリア検索は、当初、PDFで公開されていたが、現在は地域やスポットのカテゴリー、利用可能時期で検索できるようになっている。同社によれば、ミリ波対応の表記を加えたのは10月2日。なお、利用可能時期については、同一間隔で記載されており、月が切り替わると、自動的に次の時期が表示されるようになっているとのこと。