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「iOS 14」「WatchOS 7」でバッテリー消費が増える不具合や運動計測データ関連の不具合
2020年10月6日 06:00
アップルのサポートページで、「iOS 14」「watchOS 7」に関する不具合が紹介されている。
不具合は、おもにフィットネスアプリやヘルスケアアプリのデータ保持に関するもの。あわせてバッテリー消費が増加する不具合もある。
- iPhoneのフィットネスアプリで、Apple WatchのGPS機能を使った以前のワークアウトのルートマップが表示されていない。
- アクティビティ、心拍数、その他の健康関連のアプリが、Apple Watchでデータの起動や読み込みに失敗する。
- フィットネスアプリ、またはヘルスケアアプリが、iPhoneでデータを起動したりロードしたりできない。
- ヘルスケアアプリ、またはフィットネスアプリが、iPhone上のデータ保存量が不正確。
- Apple Watchでのアクティビティアプリが不正確なデータ。
- iPhoneのヘルスケアアプリで、Apple Watchからの環境音レベルデータまたはヘッドホンのオーディオレベルデータが不足する。
- iPhoneまたはApple Watchのバッテリー消費が増加する。
問題のうち2つ以上が発生する場合の対処法として「iPhoneもApple Watchもいったんリセットする」という手法が案内されている。そしてリセットの前には、それぞれiCloudでバックアップを保存することもあわせて紹介されている。
全ていったんリセット、というのはパソコンやスマートフォンにおいて、不具合を解消する際の使い古された手法ではあるが、ユーザーとしてはなかなか踏み切りにくい手順でもある。アップルには速やかなソフトウェア更新の提供が求められるところだ。