ニュース

ベランダに巨大なヘラクレスオオカブトが! Google検索のAR機能に昆虫が登場

編集部で実際にAR機能を活用してみた様子

 グーグルは、Google検索のAR機能に、新たに昆虫たちを登場させる。外出が難しい昨今、昆虫観察などに活用してほしいとしている。昆虫のAR機能は29日から順次提供する。編集部で確認したところ、iOS版のChromeでは提供されていた。

 昆虫を登場させるには、スマートフォンで「ヘラクレスオオカブト」などと検索し「3D 表示」をタップする。

 ARの昆虫の拡大・縮小が自由にできるほか、その昆虫の特徴的な動きを観察できる。また、Android端末であれば、昆虫の鳴き声も聞ける。

 今回登場する昆虫は、カブトムシ、ヘラクレスオオカブト、アトラスオオカブト、ノコギリクワガタ、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、タマムシ、テントウムシ、ホタル、アゲハチョウ、モルフォチョウ、ヨナグニサン、カマキリ、トノサマバッタ、トンボ、ミンミンゼミ、周期ゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ。

昆虫AR!夏休みフォトコンテスト

 グーグルでは同機能を利用して撮影した写真を対象にした「昆虫AR!夏休みフォトコンテスト」を開催する。応募は8月31日まで。

 応募はTwitterから行える。「#Google昆虫ARフォトコンテスト」のハッシュタグをつけて、Google検索のARの昆虫の写真をタイトルと一緒にツイートして応募する。

 審査員はタレントの中川翔子氏や東京大学大学院 情報学環 東京大学生産技術研究所 教授の山中俊治氏、慶應義塾大学 政策・メディア研究科 名誉教授の小檜山賢二氏など。

 優秀な3人にはPixel 端末を、佳作の10人にGoogle グッズが送られる。9月20までに選定が行われ、9月21日~10月10日までに当選発表される。

 なお、審査基準は、「写真のアイデアがユニークで新しく、クリエイティブであるか」が問われる発想力、「昆虫や AR を理解し、ならではの世界観が表現されているか」が問われる世界観、「写真としての表現力や完成度が高いか」を問う表現力の3項目としている。