ヤフー、近隣県からの来訪者数の調査レポートを公開

　ヤフーは、同社のデータソリューションサービスにおいて、新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立てられることを目的に、東京都、大阪府、愛知県、福岡県への近隣県からの来訪者数の前年比を推定したレポートを公開した。調査期間は2020年5月11日～17日。

　調査結果では、愛知県と福岡県への来訪は土日よりも平日が高く、ビジネス目的での来訪がそれ以外の目的よりも減っていないと推測している。

　大阪府では、雨天の影響からか土曜日が落ち込んでいる。また、愛知県、福岡県と同様に平日は土日よりも高いレベルで推移していたという。

　東京都では、日曜日の神奈川県と千葉県からの来訪指数が1週間で最高となった。平日の近隣3県からの来訪は調査エリアの中では最も低い水準であることから、ビジネス目的の来訪は自粛が強かったものの、それ以外の外出が日曜日に多かったことが示唆されているとしている。