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【今日は何の日?】2009年5月19日、ソフトバンクが史上最多となる19機種61色の端末ラインアップを発表

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 11年前(2009年)の今日、ソフトバンクは2009年夏モデルとして、同社史上最多となる19機種61色のラインアップを発表しました。

 発表された機種の内訳としては、携帯電話が15機種、デジタルフォトフレームが2機種、通信モジュールを内蔵したノートパソコン、前日に発表されたディズニー・モバイルの携帯電話を合わせて、合計19機種61色としていました。

 発表された携帯電話の中には、当時はスマートフォン以外では珍しかった無線LAN対応の携帯電話やソーラー充電対応モデル、アルマーニとのコラボモデルも含まれています。国内キャリアから通信に対応したデジタルフォトフレームが続々と発売されていたのも今では懐かしく感じられます。

 また、当時のディズニー・モバイルは、現在NTTドコモが提供している同名のブランドと異なり、ウォルト・ディズニー・ジャパンがソフトバンクのネットワークを借り受けて展開していた携帯電話サービスでした。

発表された機種

 同時にたくさんの機種を発表したインパクトも大きいですが、メールで動画や音楽などのコンテンツが配信される「かんたんミュージック」「選べるかんたん動画」をはじめとしたコンテンツサービスも注目されました。

 現在ではスマートフォンの普及により、キャリア主導のコンテンツサービスより、複数のOSで共通に使える外部サービスの利用が増えてきた印象ですが、当時はまだケータイ利用の大半がキャリア提供のサービスだったのではないでしょうか。

 各社が提供するコンテンツも意外と見どころが多く、各社の傾向を感じられるようなものでした。コンテンツの提供主体という面だけで見ても10年はあっという間で、時代の変化を感じられるような気がします。