孫正義氏、盟友のジャック・マー氏の取締役退任に「これからも友情は続く」

　5月18日、アリババグループの創業者で、ソフトバンクグループの取締役も務めるジャック・マー（ユン・マー）氏が6月で退任することが発表された。

　18日夕刻のオンライン決算説明会で、ジャック・マー氏のソフトバンクグループ取締役退任についてコメントを求められた孫氏は「私にとっては素晴らしい欠かすことのできない人生の友、志を分け合った人生の友」と述べた。

孫氏

　マー氏は2019年9月、アリババグループの会長職から退いた。ソフトバンクグループの取締役退任も、マー氏自身からその人生観に基づくものと孫氏は説明を受けたという。

　取締役退任は残念、としつつも孫氏は「彼とは毎月話をしていたし、新型コロナ以前は毎月会って語り合っていた。今後も生涯、友情は続く」とマー氏への思いをあらためて示した。