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ドコモ「通信サービスは確保していく」、政府の「緊急事態宣言」受けて

 NTTドコモは、新型コロナウイルス感染症の拡大に対する政府の緊急事態宣言を受け、今後の方針を発表した。

 通信サービスについては、ネットワークの運用体制ですでに用いているバックアップ体制などを活用し、指定公共機関として、通信の確保に努める。

 それ以外のサービスも従来通りの品質を目指すが、配送など一部では遅れが発生する可能性がある。

サポート体制

 コールセンターでは時差出勤、あるいは出勤するスタッフの制限、席間隔の拡大と、体制縮小などがあり、電話がつながりにくくなる可能性がある。

 一方、オンライン手続きは従来通り。ただ、こちらも配送などで従来よりも時間がかかる可能性がある。

 これまでに発表されている取り組みとして、料金支払期限の延長、25歳以下のユーザーに向けた50GBまでの無償化、dポイント3月失効分の再配布がある。

ドコモショップの対応

 ドコモショップは、全国で営業時間を16時閉店に短縮する。このため、原則、事前の来店予約をしたユーザーのみ受け付ける。ただしショッピングモール内の店舗は、モール側の営業体制に準じることになり、休業となる可能性がある。

 こうした状況から、オンラインで注文した品をドコモショップで受け取るサービスは停止する。

法人向け

 法人向け業務は体制を縮小しつつ、今後も継続して対応する。