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3キャリア、MVNOともにユーザーの支払額は増加傾向、MMDの調査

 MMD研究所は、調査レポート「大手3キャリア・格安スマホ別 月額料金の推移(2016年~2019年)」を発表した。調査方法はインターネット調査で対象は15歳から69歳の男女。

 同レポートによると、大手3キャリアユーザーで、毎月の支払額が「6000円以上8000円未満」と答えた割合は19.9%と、2016年の33.6%に比べて低下。また「8000円以上1万円未満」と答えたユーザーは17.9%と2016年の26.4%から年々減少する傾向にある。

 一方で、月額「2000円以上4000円未満」と答えたユーザーは13.7%で2016年の6.5%から上昇。1万4000円以上支払っていると答えたユーザーは10%と2016年の2.6%から上昇。中間層が減少し、ユーザーの二極化が進みつつあることが読み取れる。

 また、格安スマホについては、月額料金が2000円未満というユーザーは毎年減少傾向にあり、2016年の62.5%から31%に低下した。「4000円以上6000円未満」と答えたユーザーは20.9%と2016年の6.7%から増加している。

 2019年の通信会社に対して支払っている月額料金の平均は、大手3キャリアユーザーで8023円と2016年の7433円から590円の増加、格安スマホユーザーは2889円で、2016年の2067円から822円の増加という結果になった。