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米モトローラ、折りたためる有機ELディスプレイの「razr」

 米モトローラとVerizonは、折りたためる有機ELディスプレイを搭載した、フォルタブルスマートフォン「razr」を発表した。2019年12月26日(現地時間、以下同)から先行予約を受け付け、2020年1月9日に発売される。価格は1499.99ドル(約16万3000円)。日本で発表は予定されていない。

razr

 razrは、内側と外側に2つのディスプレイを備える折りたたみ式のスマートフォン。内側に6.2インチ(アスペクト比21:9)の折りたためる有機ELディスプレイ「フレックスビューディスプレイ」を搭載し、外側には、通知などが確認できる2.7インチ(アスペクト比4:3)のサブディスプレイ「クイックビューディスプレイ」を備える。2つのディスプレイは連携させることが可能。米国では、Verizonが独占して販売する。

主な仕様

 チップセットは、「Snapdragon 710」。メモリ(RAM)は6GBで、ストレージ(ROM)は128GB。本体内側のメインディスプレイは6.2インチ(21:9)で、解像度は2142x876。外側のディスプレイは2.7インチ(4:3)で、解像度は600×800。

 背面カメラは約1600万画素で、前面カメラは約500万画素。

 OSはAndroid 9 Pie。バッテリー容量は2510mAh。充電は15WのTurboPower充電に対応する。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetoothのバージョンは5.0。NFCとeSIMに対応する。ナノコーティングによる撥水加工が施されている。

 端末を広げたときの大きさは、72×172×6.9mmで、閉じたときの大きさは72×94×14mm。重さは205g。カラーは「Noir Black」がラインアップされている。