ニュース

ドコモの「dカーシェア」盗難被害、対策後は発生せず

 29日に開かれたNTTドコモの第2四半期決算発表の中で、「dカーシェア」での不正詐取被害についての言及があった。

 不正詐取は、2019年7月~8月にかけて起きた。ドコモが提供するカーシェアサービスであるdカーシェアの個人間シェアリングサービス「マイカーシェア」において車が返却されなかったり、勝手に売却されたりした。

 ドコモでは、貸与の際には免許証を確認するよう定められているが、加害者はこれを偽造した可能性が高いと見られている。なお、被害に遭った車は3台とも持ち主のもとに戻っている。

 これについて、NTTドコモ 広報部長の小林啓太氏は「提供する企業として、ああいったことが起きないようにすることが責務。システム的にはかなり手を入れており、連続して発生した事件以降は起きていない」とした。