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シャープの液晶技術を使った「蓄冷材」クーラーバッグ新製品に

アスリート向け商品も開発、セレッソ大阪や楽天などが活用

 シャープは、液晶ディスプレイの技術をもとに開発した独自の蓄冷材を活用し、氷点下2度の飲料を楽しめるクーラーバッグ「TEION COOLER」を9月19日に発売する。

 また、トップアスリート向けの「TEKION暑熱対策グローブ」、いわゆるアイルスラリーを作れる「TEKIONアイススラリーBOX」も開発しその効果を検証する。

「TEION COOLER」

 クーラーバッグの「TEKION COOLER(テキオンクーラー)」は、独自の蓄冷材により、氷点下2℃で飲料を楽しめるようにする製品。オープンプライスだが、価格は5000円程度になる見込み。

 同社では、液晶技術をもとに開発した蓄冷材の活用例として、すでにクラウドファンディングを通じた一般向け販売を実施していたが、今回の「TEKION COOLER」は、さらに一歩進め、同社ブランドによる本格的な事業として提供されることになる。

 氷点下の飲物を入れても結露しないウェットスーツ素材を採用、蓄冷材により口の中で味わいが変化するさまを楽しめるという。

アスリート向けに活用

 あわせてシャープでは、スポーツトレーニング分野で活動するウィンゲートとともにアスリート向け商品を開発した。

 ひとつは、両社およびデサントジャパンと共同開発となる「TEKION暑熱対策グローブ」。グローブの内側に、12℃で冷却効果を維持する蓄冷材を備え、手のひらを冷やして、深部体温の上昇を抑える。マラソンや競歩などの大会で、今秋より実験を進める。

 もうひとつは微細な氷の結晶を含む飲料「アイススラリー」を作れるクーラー容器「TEIONアイススラリーBOX」。アイススラリーは、氷の結晶として飲めば、体内で溶ける際に熱を奪い、冷たい飲料よりも効果的に体を冷やせる。

 すでにセレッソ大阪や、東北楽天イーグルスといったプロスポーツチームで実験が進められている。