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Snapdragon×WindowsなノートPC「Galaxy Book S」が登場

 サムスン電子は、新たなノートパソコン「Galaxy Book S」を発表した。

 チップセットにクアルコム製のSnapdragonを採用したWindowsパソコンで、LTEによる常時接続をサポートする。グローバルでは9月に発売される予定で、価格は999ドル(約10万6000円)~。日本での展開は明らかにされていない。

 「Galaxy Book S」は、13.3インチ(フルHD、16:9)のマルチタッチディスプレイを備えるWindowsパソコン。チップセットは7nmプロセスのクアルコム製のSnapdragon 8cxを採用する。LTEによる常時接続をサポートしながら、省エネ性能も特徴に打ち出しており、1回の充電で映像再生であれば最大23時間駆動する。

Snapdragonを採用
Galaxy Unpacked会場にはクアルコムCEOのスティーブ・モレンコフ氏の姿も

 メモリは8GB(LPDDR4X)、ストレージは256GBか512GB。最大1TBのmicroSDカードも利用できる。

 マイクロソフトのYourPhoneアプリにより、同時発表のGalaxy Note10シリーズとのシームレスな接続を実現。スマートフォン側の写真やアプリ、通知、メッセージなどへGalaxy Book Sからスムーズにアクセスできる。

 ボディの上部、底部にはアルマイト加工が施されたプレミアムアルミフレームを採用。大きさは305.2×203.2×6.2~11.8mm、重さは0.96kg。バッテリーは42Wh。Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、USB Type-C、位置情報(GPS、GLONASS、Beidou、Galileo)、指紋センサーなどをサポートする。ボディカラーはアーシーゴールドとマーキュリーグレー。