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ドコモから「AQUOS R3 SH-04L」、6月1日発売
2019年5月16日 12:00
NTTドコモは、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS R3 SH-04L」を2019年夏モデルとして6月1日に発売する。販売価格は8万円台後半となる見通し。「スマホおかえしプログラム」の対象機種になっている。
シャープのフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズの最新機種。前モデルの「AQUOS R2 SH-03K」と同じ本体サイズのままディスプレイを6.2インチに大型化し、2倍の明るさと10億色を表現できるというPro IGZO(第5世代IGZO)ディスプレイを採用する。
カメラは引き続き2種類を搭載
前モデル同様、アウトカメラには写真用の標準カメラ(約1220万画素)と動画専用の「ドラマティックワイドカメラ」(約2010万画素)を搭載する。センサーのピクセルを大型化することで光を多く取り込めるようにし、さらにF1.7のレンズを組み合わせたことでより明るく撮影できるようになった。
カメラ機能にはAI技術が活用されている。静止画撮影では人、犬、猫、電車という4種類の動く被写体を、明るいところでも、暗いところでもぶれることなく撮影できる「ProPix 2」を搭載。動画撮影では、撮影終了後に自動でシーンをピックアップして約15秒間のダイジェストムービーを生成する「AIライブストーリー」機能を新たに搭載。それと同時に、前モデルにもあった動画撮影中のベストシーンを自動で写真として残す「AIライブシャッター」も利用できる。
新世代IGZOディスプレイを採用
ディスプレイは新開発の「Pro IGZO」液晶。最大表示色が約10億色に増え、最大輝度が2倍になり、質感や階調の表現力が向上した。これによりHDR10コンテンツを正確な色彩で再生できるようになる。また、周囲の明るさに合わせてコントラストを最適化する「アウトドアビュー」により、明るい野外での視認性を大きく高めた。
また、前モデル同様「ハイスピードIGZO」にも対応。120Hz駆動によって残像感を抑え、動画の動きのあるシーンやWebサイトのスクロール時などでも精細さを保ったままくっきりと表示する。
内部構造やソフトウェア的な制御を工夫したことで、高負荷時の発熱による温度上昇を抑えることにも成功している。端末側面をラウンド形状とすることで、手で保持する際の接触面積を減らすなどして効果的な放熱につなげているという。
主な仕様
ディスプレイは約6.2インチ、WQHD+(1440×3120ドット)。チップセットはクアルコムのSnapdragon 855で、2.8GHz×4+1.7GHz×4のオクタコア。6GBのRAM、128GBのストレージを搭載している。最大512GBまでのmicroSDXCカードに対応する。メインの標準カメラは約1,220万画素、動画専用カメラは約2,010万画素。インカメラは約1630万画素。
OSはAndroid 9 Pie。5CAに対応し、通信速度は下り最大1576Mbps、上り最大131.3Mbps。IEEE 802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.0をサポートする。IPX5/IPX8、IP6Xの防水・防じん性能をもち、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグ、ワイヤレス充電に対応している。指紋認証、顔認証をサポートする。外部端子はUSB Type-C。
バッテリー容量は3200mAh。本体サイズは約156×74×8.9mm。重さは約185g。ボディカラーはラグジュアリーレッド、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色で、ラグジュアリーレッドはドコモオリジナルカラーとなる。