AIでスピードクライミング選手の動きを可視化、5月の大会会場でリプレイ動画

　KDDIとKDDI総合研究所は、2019年5月12日に開催されるスピードクライミングの大会「au SPEED STARS 2019 SPEED CLIMBING CUP」で、「スポーツ行動認識AI」と名付けた技術を用いて、選手の動きを可視化し、会場の大型ディスプレイにリプレイ動画として表示する。

　KDDI総合研究所が開発したスポーツ行動認識AIでは、単眼カメラで捉えた選手の骨格などを認識し、移動の軌跡や速度を捉えられる。今回、4K映像に対応したことで、映像では小さく映るスピードクライミング選手の動きを検出する。

　出場選手の競技中の様子を「スポーツ行動認識AI」で捉えることで、世界記録を示すバーとあわせてリプレイ動画を生成し、現地の大型ディスプレイに表示する。観客は、従来よりも臨場感ある新たな観戦体験ができるという。

　あわせて、auユーザーのうち、抽選で3組6名を、会場最前列に設けられた「auシート」に招待。当選者は、あわせてauが支援するクライミングチーム「TEAM au」の握手会へ参加できるほか、オリジナルグッズがプレゼントされる。応募はau公式Twitterアカウントをフォローし、応募案内をリツイートする形。応募期間は04/25～5月6日。