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伊丹市の見守りサービス、ヤマト運輸の集配車を活用

 伊丹市と阪急阪神ホールディングス傘下のミマモルメは、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを活用した見守りサービス「まちなかミマモルメ」を2016年から提供している。3月18日から新たに、市バスやヤマト運輸の集配車を活用した実証実験を開始する。

 まちなかミマモルメは、子どもや高齢者が携帯する発信器からの電波を市内各所に設置された受信器で捉え、近くを通過した際、メールやスマートフォンアプリのプッシュ通知で保護者に知らせるサービス。

 従来は校門や電柱などに受信器が設置されていたが、新たに移動受信器アプリを開発。市バスや市の公用車、市内を走るヤマト運輸の集配車に導入する。定点の受信器だけでなく走行中の車両からも検知することで、よりきめ細かい見守り情報を提供する。