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画面が付いたスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」発売
2018年6月21日 12:29
アマゾンジャパンは、2.5インチの円形の画面とフロントカメラが付いたスマートスピーカーの新製品「Amazon Echo Spot」を発売する。先行予約を受け付けており、7月26日から出荷が開始される予定。「Echo Spot」の価格は1万4980円(税込)。
期間限定で「Echo Spot」を2台同時に買うと2台目が半額になるプロモーションや、「Echo Spot」と連携できるネットワークカメラとのセットが15%オフになるプロモーションが展開されている。
「Echo Spot」はAmazonが展開しているスマートスピーカーのシリーズの新モデル。AIを活用したクラウドベースの音声サービス「Alexa」のすべての「スキル」に対応する。新たに、タッチ操作可能な円形のディスプレイを前面に備えており、動画ニュース、Amazon.co.jpに注文する商品の選択、タイマーの残り時間の確認など、さまざまに利用が可能。
「Echo Spot」にはこのほか、第2世代という遠隔音声認識技術が搭載される。また、Bluetooth、3.5mmのステレオミニジャックで音声の出力にも対応している。
スマートホームのコントロール機能が用意され、対応デバイスと連携させることで、照明の点灯、家電の操作といったことが可能。ただし、「Echo Plus」のようなスマートホーム・ハブ機能が内蔵されているわけではない。
画面が付いた「Echo Spot」向けに、日本でも新たなスキルが多数提供され、レストラン検索の結果の写真や、NHKニュースのAIアナウンサー「ヨミ子」の表示と発声、カラオケの歌詞表示、ニュースや天気予報の表示といったさまざまなスキルを利用できる。
今後は、新たに備わったインカメラを活用し、離れて暮らす家族といったシチュエーションを含むEcho Spot同士やAlexaアプリとの間で、ビデオ通話やテキストメッセージの送受信が可能になる。「呼びかけ」機能も用意される予定で、設定を変更することで、宅内に設置したネットワークカメラとしても利用が可能になり、別の部屋や外出先でAlexaアプリを利用し自宅の様子を確認するといったことが可能。またネットギアのネットワークカメラ「Arlo」は、「Echo Spot」との連携が可能で、「Echo Spot」を通じた宅内外のネットワークカメラとして利用できるようになる予定。
ディスプレイは2.5インチ、直径64mmのタッチ画面。スピーカーは1.4インチウーファー、0.8インチツイーターを搭載する。無線LANはIEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)。
大きさは104×97×91mm、重さは419g。ボディカラーはブラックとホワイトの2色。