ニュース

「5G」、5年で世界22億契約へ~シード・プランニング調査

 シード・プランニングは、5G(第5世代のモバイル向け通信規格)の普及予測レポートを発表した。

 大容量通信やさらなる低遅延、IoTなど大量のデバイスの接続と主に3つの特徴が打ち出される「5G」は、2020年ごろの商用化が見込まれている。調査では、本格的な5Gのサービスが2019年に登場し、世界各国で提供されると予測。2021年には中南米でも5Gサービスが利用できるようになるという。

 北米、日本、中国、韓国が市場をリードすると見られており、2025年には世界のモバイルサービスの1/5が5Gの契約となり、21万8700加入に達すると予測。北米では2018年にも主要都市でトライアルが開始され、商用化が進められることで、2025年にはモバイルサービスの50%が5Gへ加入するという見立て。

 日本は2020年の東京五輪にあわせて商用化、中国は2022年の北京冬季五輪で本格的に5Gが普及すると見られている。