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ドコモとテコテックから投資管理アプリ「マイトレード」

 テコテックとNTTドコモは、個人投資家向けの投資管理サービス「マイトレード」のスマートフォンアプリの提供を開始した。

 「マイトレード」は、投資活動を視覚化し管理したり分析したりできるようにする、いわゆるアカウントアグリゲーションサービス。株価データや証券会社サイトの取引履歴を取得し、株価チャート上での取引履歴の表示や、銘柄ごとの損益集計ができる。利益確定・損切りからユーザー自身のトレード傾向を分析できる。アプリでは、新機能として、下落幅の分析や、保有期間分析などができるようになった。株式情報は、東京証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所のデータを得られる。

 無料プランでは日々の自動集計や3個までの口座登録、1年以内200件までの取引履歴を管理できるほか、資産の推移も過去1年に限られる。月額500円のBasicプランでは10個の口座まで登録でき、取引履歴や資産推移を制限なく利用できる。今後はProプランとして分析レポートを毎日更新する機能の提供が検討されている。

 「マイトレード」のβ版は、ドコモのインキュベーションプログラムである39 wotksを通じて提供され、3500人以上に利用されてきた。週間のアクティブ利用率は60%を超え、ユーザーの40%以上が40代以上だった。今回の正式リリースにより今後3年間で100万人の利用を目指す。