ドコモ、手書き内容をシェアできるコンセプトデバイス「トモカク」

　NTTドコモは、手書きで記した内容をそのままシェアできるホワイトボード型の「トモカク」を発表した。コンセプトを形にした試作機が開発されている。

　「トモカク」は、シニア世代と、その子供世代との間でのコミュニケーションでの活用を想定したデバイス。離れて暮らす親子のそれぞれの自宅に設置しておけば、手書きで書き込んだ内容を相手のデバイスにそのまま共有できる。ペアのデバイスという形にすることで、設定やアプリの起動、送信先の選択などの操作を省き、誰でも使えるよう配慮された。離れた場所にいる相手とも、一般的なホワイトボードと同じような感覚で使えるとアピールする。

　試作機は14インチのディスプレイを採用。日本科学未来館で11月9日～11日に開催されるドコモのイベントに出品される。