ニュース

コンクリートへの落下も耐えるミドルレンジ「arrows Be F-05J」

arrows Be F-05J

 NTTドコモの2017年夏モデル「arrows Be F-05J」(アローズビー)は、富士通製のAndroidスマートフォン。6月1日に発売される。一括価格は2万8512円(税込)になる見込み。ドコモの新たな割引施策「docomo with」の対象機種になっている。

 ドコモのラインナップではミドルレンジに相当するモデルで、割安な価格ながら防水・防塵やおサイフケータイ、ワンセグといった日本向けの機能を搭載し、「安心の日本製」を訴求する。

Red
Black
White

 さらに、耐衝撃性能も向上。2016年冬モデルではフラッグシップモデルの「arrows NX F-01J」で実施していた1.5mからのコンクリートへの落下試験をクリア。

 防水、防塵、耐衝撃、耐振動など、米国防総省が定める物資調達規格(いわゆるMILスペック)に準拠した14項目の耐久試験も実施している。arrows NX F-01Jで採用された「SOLID SHIELD」構造は採用されていないが、F-01Jと同等の耐衝撃試験をクリアしている。

デザイン

 筐体はミドルレンジの前世代モデル「arrows SV F-03H」をベースとしており、角の部分にやや丸みを持たせることで、手に馴染みやすい形状に改良した。ディスプレイの縁を0.3mm突き出した構造とすることで、地面に落としても画面に直接当たりにくいよう工夫されている。

 側面を金属素材のフレームが囲むバンパー風のデザインとなっており、背面素材とも調和した塗装で仕上げている。和紙をイメージした壁紙をプリセットしている。

 ワンセグ用にロッドアンテナを内蔵。イヤホンなどを装着しなくても放送波を安定して受信できる。なお、生体認証や赤外線通信には非対応となっている。

 容量2580mAhのバッテリーを搭載する。フル充電の状態から3日間以上、電池が持続するとしている。

主な仕様

 5.0インチのTFTディスプレイを装備する。解像度はHD(720×1280ドット)。OSはAndroid 7.1を搭載する。

 CPUは1.2GHzのクアッドコア、メモリは2GB。16GBの内蔵ストレージを搭載し、最大256GBのmicorSDXCをサポートする。メインカメラは約1310万画素で、電子式の手ブレ補正機能を搭載。インカメラは約500万画素。

 LTEの最大通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps。VoLTEに対応するが、より高音質なVoLTE(HD+)は非対応。

 対応周波数帯(バンド)は、LTEがバンド1/3/19、W-CDMAがバンド1/6/19。

 防水・防塵仕様(IPX5/7、IP5X相当)。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nをサポートする。Bluetooth 4.1、ワンセグ、おサイフケータイに対応。外部端子はmicroUSBを装備する。バッテリー容量は2580mAh。大きさは約144×72×7.8mmで、重さは約141g。カラーはRed、Black、Whiteの3色。