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睡眠の質・量の把握に最適、「Fitbit Alta HR」が1万9800円で4月24日発売
心拍計搭載のスリムなアクティビティトラッカー
2017年4月13日 16:31
フィットビット・ジャパンは、心拍計を内蔵し、睡眠の自動記録や詳細な分析・アドバイスにも対応したリストバンド型の活動量計「Fitbit Alta HR」の詳細を発表した。オンラインの販路では4月24日に発売する。オンラインの先行予約は4月17日から。店頭では5月中旬以降に販売を開始する予定。価格は1万9800円(税抜、以下同)。外観の仕上げが異なるスペシャルエディションは2万3800円。
「Fitbit Alta HR」は、スリムなリストバンド型の活動量計で、手首で計測する心拍計「PurePulse」を搭載。エクササイズの自動認識や、自動睡眠記録、スマートフォンと連携したメールやSNSなどの通知機能を利用できる。バンドは簡単に交換でき、外観のカスタマイズも容易になっている。
睡眠の計測に新機能
新機能として、Fitbitアプリにて「睡眠ステージ」「睡眠ガイド」を提供する。睡眠の計測には心拍計を活用した上で、連携アプリでは、Fitbitがこれまでに得た30億件の睡眠データを分析した技術として、睡眠のタイプを4段階で計測する「睡眠ステージ」で分析を行う。
「睡眠ガイド」では、ユーザーの利用動向を考慮した睡眠の質を高めるためのアドバイスが提供される。この中では、例えば運動量と睡眠との関連なども指摘され、さまざまな観点から改善点を確認できるようになっている。
4月13日に開催された説明会では、後半に睡眠コンサルタントの友野なお氏による睡眠と健康に関する解説も行われ、睡眠時間が少なすぎても多すぎても、食欲の乱れを引き起こすなどして、肥満を含め健康状態の悪化につながりやすいことが、さまざまなデータで指摘された。
なお「睡眠ステージ」機能は、「Fitbit Blaze」「Fitbit Charge 2」でも利用可能になる。「睡眠ガイド」機能は、睡眠計測に対応したすべてのFitbit製品で利用できるようになる。
エクササイズ自動認識や“座りすぎ防止”も
Fitbitアプリに登録されているエクササイズの内容は、自動的に認識して計測。座っている時間が長いと、適度な運動を促す運動リマインダー通知も備える。
レザーバンドなども用意
「Fitbit Alta HR」はバンド部分が「クラシックバンド」のベーシックなモデルが、ブラック、ブルーグレー、フクシャ(赤紫)、コーラルの全4色。
このほかにも、バンドを特別カラーとし、本体側面をガンメタ仕上げやローズゴールド(22k金メッキ)などに仕様を変えたスペシャルエディションが用意される。
交換用のバンドもラインナップされ、レザーバンドは7800円、ブラウン、ラベンダー、インディゴの全3色。ステンレス製のメタル製バングルもあり、こちらは1万1800円。
交換バンドの仕様は、心拍計を搭載しない「Fitbit Alta」と互換性がある。一方、「Fitbit Alta HR」向けのクラシックバンドは、心拍計のための配慮がデザインに施されているとしている。またメタル製バングルは、腕にしっかりと固定されないため計測に誤差が生じる場合がある。
ディスプレイは有機ELで、タップ操作に対応する。本体部分はステンレス製。バッテリーの持続時間は最大約7日間。