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同じSNSでアカウントを使い分ける「複アカ」、10代の6割に

BIGLOBE調査

 10代の中で同じSNSのアカウントを複数持つ「複アカ」が浸透しつつある。ビッグローブが実施した「若者のスマホ利用実態に関する調査」で明らかになった。

 同調査はスマートフォンを所有する10~40代の男女800名を対象に実施。各年代の男女それぞれ100名ずつがアンケートに回答している。

 調査によると、何らかのSNSを利用していると答えたユーザーは10代が85.7%、20代が81%、30代が63.3%、40代は49.5%となった。10~20代ではTwitter、30~40代ではFacebookがもっともよく利用されていた。

「複アカ」10代の6割に、愚痴用も

 1つのSNSで複数のアカウントを持つ「複アカ」ユーザーの割合は、全体の46.1%という割合に対して、10代では61.5%と、群を抜いて高かった。

 「複アカ」をする理由は「オンとオフを切り替えるため」や「ペットや食べ物、趣味限定のアカウントのため」といったものが多いが、男子大学生では「人間関係の愚痴・不満を吐き出すため」や「知られたくない過去を隠すため」といった理由が上位を占めていた。

SNSの友人数、リアルの2倍以上に

 また、SNSを通して出会う友人は、10~40代のどの年代ともリアル(実社会)の2倍以上の人数になるようだ。10代は友達の数をSNS上で平均119.5人、リアルでは55.7人と答えた。

 年代が上がるに従ってSNS、リアルとも友達の数が減少し、40代はSNSで54.3人、リアルでは26.7人と回答している。