【CES 2019】
業務向けのメガネ型ウェアラブルデバイスの最新モデル「InfoLinker 2」
2019年1月11日 14:43
ヘッドマウントデバイスを手がけるウエストユニティスは、「CES 2019」にて、同社の最新モデルである「InfoLinker 2」を展示していた。
InfoLinkerシリーズは主に業務用途向けのウェアラブルデバイスで、ヘッドセット単体でも動作するスマートデバイスにもなっている。InfoLinker 2は「InfoLinker」の後継モデルで、今年の春以降に、初代と同じような価格帯で発売される予定とのことだ。
ディスプレイ部には、シリーズで初めて有機ELを採用している。解像度は640×400ドットで、片眼非透過式。視野角は20.2度で、実際に装着したところ、非透過式なだけに見え方はかなりシャープで、細かい文字も読みやすかった。ただし、まだ量産前の開発段階で、今回の展示では顔に装着できず、固定された状態でのぞき見る形式での展示だった。そのせいもあってか、映像が見える瞳の位置範囲が狭い印象を受けた。
前モデルはAndroid 4.2.2ベースのOSを搭載していたが、今回はAndroid 7.0ベースとなっている。メモリは2GB、ストレージは16GB。各種センサやカメラ、マイク、スピーカー、Bluetooth、Wi-Fi、GPS、NFCなどを搭載し、USB Type-Cを採用する。IPX4の防滴性能も持つ。
同モデルはCESの後、1月16日から東京ビッグサイトで開催される「ウェアラブルEXPO」にも出展される予定とのことだ。