本日の一品
長時間の乗り物移動でも足が楽ちん「ハンモックフットレスト」
(2016/3/17 06:00)
最近、久しぶりに新幹線に乗ることとなった。東京から浜松まで「ひかり」で片道約1時間半。帰りは「こだま」で約2時間。帰りは特に疲労を蓄積させての乗車となる予定だった。いつも思うのは「足の置き場に困る」ということ。
座席にフットレストがついていても、自分の足が楽だと感じるポジションにないことが多い。特に疲れているときは、靴を脱いで前に投げ出したい気分になるが、そうもいかないのが現実。そして、今回の旅では明らかに歩き疲れることが分かっている。
疲れて帰る際の2時間乗車。きっともぞもぞしながら過ごすのであろう、と思っていたところに、渡りに舟とも言えるとあるアイテムを知った。サンワサプライの「ハンモックフットレスト」である。
フットレストというと、足を置くスツールのようなものをイメージするかもしれないが、「ハンモックフットレスト」はその名の通りハンモックのような形の製品。足置き部分は410×190mmで、450~900mmまでの大きさに調整できるベルトがついている。ベルトを適当な長さに調整して、車両の折りたたみテーブルなどから吊り下げると足を乗せられるハンモックになるというわけ。
しかも、クルクル巻くように折りたたむと、約200×35×85mmと、折りたたみ傘レベルまでまとめることができ、しかも重さは約100g。とても軽いので、バッグの中に入れて携帯しやすい。実際持ち歩いてみても、まったく負担にならなかった
新幹線では、靴を脱いだ状態で足を乗せられたのでだいぶ楽だった。筆者は普段、靴を脱いでも足をおける場所がないため、靴がつぶれてしまうのを諦めて、靴の上に足を乗せていた。しかし、「ハンモックフットレスト」があれば靴にダメージを与えることなく足の置き場を確保できるのだ。
特に帰路は散々歩いたあとだったので、ベルトを短めにしてふくらはぎを乗せ、全体をやや高めに固定しつつ、足首をくるくる動かすといったエクササイズをすることもできた。形状から両足が寄せられてしまうので、スツールの上に足を投げ出すような開放感を得るまではいかないが、少し持ち上げるだけでも足の負担は全然違う。
折りたたみテーブルの耐荷重問題もあるし、通路側に座った状態で使うと、窓側の人は出にくいかもしれないので多少の配慮は必要そうだ。そもそもバスや新幹線の座席スペースで足を伸ばすには体格に限界もある。乗り物の場合はどんな人にも使えるというわけにはいかなそうだが、1つもっていると乗り物以外でも活用できるシーンもありそう。旅行の際、バッグに入れておいて損はないだろう。
製品名 | 販売元 | 参考価格 |
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ハンモックフットレスト 200-BAGIN004シリーズ | サンワサプライ | 1980円 |