本日の一品
接続機能以外は大満足の高音質Bluetoothスピーカー「GiG」
(2014/4/9 06:00)
先日、長年使っていたパソコンが完全に動かなくなってしまったため、当時は増税前ということもあり急いでパソコンを新調した。ノート型からデスクトップ型に変えたせいで、以前と比べケーブル類が増えて室内がなんだかごちゃごちゃした雰囲気に。これでは掃除が面倒になりそうなので、パソコン周りを少しずつワイヤレス化しようと決意。というわけで、まずはBluetooth接続できるスピーカーを探すことにした。
家電量販店でいろんなBluetoothスピーカーの使い勝手などを試した結果、アメリカのオーディオブランドであるKlipsch(クリプシュ)の「GiG」を購入。Bluetoothスピーカーに約2万円もかけたのは筆者にとっては奮発した方で、そのくらい機能も音質も気に入っている。
本製品はリチウムイオンバッテリー内蔵の小型Bluetoothスピーカー。大きさと重さは片手で持ち運べるほどで、バッテリー駆動時間は取扱説明書によると通常音量時で12時間と非常に長い。そのため電源コードを使わず常用でき、キッチンに持ち運んで料理や洗い物をしながら音楽などを聴くといった、モバイル性を生かした使い方で活躍する。
本製品にはスピーカー本体の上下と側面片側をコの字に覆ったような形のカバーが装着されている。本体上部端にある円形パーツ“コントロールリング”を軸にカバーを回転させるように動かすことができ、90度ほど動かして固定することでスピーカーを縦向きに支えるスタンドとして使用できる。保持力は十分あり、長時間縦置きにしてもスピーカーの位置がずれたり倒れたりしてしまうことはない。
スピーカー本体側面のスライド式のスイッチを軽く上にスライドすると電源オン・オフの切り替え、上にスライドさせたまま3秒ほどホールドするとBluetoothのペアリングモードが起動する。電源のオン・オフ時やBluetooth接続成功時にはギター音がスピーカーから鳴るというギミックもあるが、この音がちょっと大きめで調整もできないのは気になるところ。
また、少なくとも筆者の環境ではスピーカーの電源を入れた時に以前接続していたデバイスと自動で再接続してくれなかった。パソコンなどデバイス側のBluetooth機能を一度オフにして、再度オンにし直すといった操作をする必要があるのでちょっと面倒だ。
本製品のBluetooth機能では高音質コーデックのAACとaptXに対応。音質はクリアでどの音域もクセがなく、どんなジャンルの音楽にも合いそう。低域は強くはないがチープさは感じられずしっかりしており、音量を上げても音割れが発生しにくいのが特長だ。とくに不満もない音質なので、筆者は満足して使用している。
購入当初はパソコンだけでの使用を想定していたが、携帯ゲーム機で遊ぶ時やスマートフォンで音楽を楽しみたい時など、そのモバイル性と音質の高さからいろんなシーンで使いたくなる。この調子で良質なワイヤレスのキーボードやマウスなども探してみたい。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
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Klipsch GiG | ビックカメラ有楽町店 | 1万9800円 |